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ビデオゲームで使える音楽の制作は、あまり人の注目を浴びるものではありません。音楽が平凡なゲームをその年を代表する作品に変えることもあるにもかかわらず、大抵の場合その事実は見過ごされ、過小評価されています。それでも、様々なジャンルのゲームに使われるような音楽の制作に興味がある人のために、いくつかヒントをまとめました。

サウンドデザイナーと協働する

ゲーム用音楽を制作する際には、サウンドデザインが重要になるため、もしサウンドデザインに興味がない場合は、それを専門にしている人を見つけるとよいでしょう。多くの作曲家は限られた予算でサウンドデザインや音楽の制作など、複数の作業を行っているのが現実ですが、作曲を専門にしている方であれば、サウンドデザイナーと良好な関係を築くことが大きく役立ちます。

聴き疲れに注意

聞き飽きたと言う感覚は誰もが経験したことがあるものです。ゲームを始めてキャッチーな音楽が流れてくると、その曲が頭の中で繰り返し流れ出すものです。しかし問題は、その曲が30秒程度のものだと、簡単に20回くらい繰り返して聴くことになってしまうことです。

そうするとうんざりしてきてもうその曲は聴きたくないと思っているのに、なぜか前に進めないという状況になってしまいます。そこで少なくとも曲が終了するまでに5分はかかる音楽にするということをお勧めします。これは耳疲れを防ぐためのとても良い方法です。もしゲームの作曲をする場合は、ゲームで特定のレベルをカバーするのに十分な長さの曲を制作するようにするとよいでしょう。

たとえばあるシーンが10分間である場合に、そこでかかる曲が5分間で終わる場合には、その曲が2回繰り返されることになります。

アダプティブミュージック

ビデオゲームの作曲で成功している人の多くは、ゲームをより効果的に演出することができるアダプティブミュージックを活用しています。複数のダイナミックレイヤを作ることで、ゲーム内のプレイヤーの行動に合わせて音楽を変化させることができるものです。

1つめのレイヤは強度を抑えた楽器のパーカッションやドラムから始めます。2つめのレイヤは中強度で、弦楽器、木管楽器、金管楽器などを使い、最後の高強度レイヤは弦楽器や金管楽器による主旋律にコーラスを合わせて構成します。

ミドルウェア

この音楽についてネットで調べてみると、「WWISE」と「FMOD」と言う用語をよく目にすることになるでしょう。中にはこれをダウンロードした後に何時間か使ってみた結果、頭を抱えてしまったという人も多いかもしれません。

この2つは強力なプログラムで、ビデオゲーム業界の多くの作曲家に利用されています。これらのプログラムを使いこなすことができれば、様々な利点を引き出すことができます。まだ体験されていない方は、ぜひ調べて試されるとよいでしょう。